本研究分野は、最先端放射光X 線を用いて材料の機能発現 メカニズムを解明し、新機能性材料の設計指針を確立す ることを目標としています。この目標を実現するために、 NanoTerasu をはじめとする最先端X 線光源の特性を活かすた めの光学素子・光学技術・新規計測法の開発を行っています。 特に最近では、触媒や電池などの材料が動作している最中を 直接計測可能な「オペランド(動作中)」計測法の開発に 力を入れています。また、私達が独自に開発を行ってきた多層 膜ミラーなどの軟X 線光学素子を次世代半導体微細露光機や 軟X 線顕微鏡に応用する研究を行っています。