Members
教授
高山あかり
教授
虻川匡司
准教授
星野大樹
助教
山本孟(兼)
Keywords
  • 表面構造
  • 放射光
  • 高圧合成
  • 物質ダイナミクス

担当専攻 院理 物理学専攻 分光物理学講座
Web Site http://surfphys.tagen.tohoku.ac.jp/

放射光と電子回折による原子レベルでの固体表面と界面の理解と機能創成

本研究分野では、様々な機能を持った表面・界面の創成を目指して、放射光と電子回折を用いて結晶表面・界面を原子レベルで理解する研究を行っています。 これまでに、表面の原子配列を3次元的に可視化するために、振動相関熱散漫散乱法、ワイゼンベルグ反射高速電子回折法などの新しい表面構造解析法を独自に開発しました。ワイゼンベルグ反射高速電子回折法では、3 次元的な表面構造解析に必要な大量のデータを、わずか20 分程度で測定できる優れた手法です。また、反応ダイナミクスや構造相転移ダイナミクスを研究するために、ストリークカメラ電子回折法という表面原子の高速な動きを捉える新しい手法を開発しました。以上の手法や光電子顕微鏡(PEEM)、走査電子顕微鏡(SEM)、走査トンネル顕微鏡(STM)などの顕微手法を使って、新たに作成した表面物質や新物質の構造を明らかにし、さらにNanoTerasuの放射光を用いてそれらの電子状態を解明することで、物性発現のメカニズムを明らかにします。

研究テーマ

©IMRAM Tohoku University